高専スペースキャンプCamp

 スペースアカデミアにおける「缶サット」の学習内容を踏まえて、実際の衛星開発を模擬した製作と競技を3泊4日で実施し、短期集中で効率的な学習を行います。このような「高専スペースキャンプ」と題した取り組みは2015年度から行われています。
 2018年度には初めて1UサイズのCubeSatモデルを導入し、その翌年の2019年には2Uサイズとなりました。これらの導入をきっかけに、より本格的に衛星開発を学習できるプログラムとなりました。

高専スペースキャンプ2019の内容

 高専スペースキャンプ2019には、会場校の新居浜高専の他、高知、明石、徳山、岐阜、福井、香川(詫間キャンパス)、米子、大島商船、鹿児島の10校から、31名の学生と14名の教員が参加しました。研修及び宿泊の会場は新居浜市内の「マリンパーク新居浜」とし、実験会場としては併設された多目的広場を選定しました。2019年に実施されたスペースキャンプの日程表を、表1に示します。

表1. 高専スペースキャンプ2019の日程

8月29日(木) 午後 開会式と参加高専紹介、班分け
2U-CubeSatモデルの概要説明
特別講演会
8月30日(金) 午前 2U-CubeSatモデルの製作
午後 2U-CubeSatモデルを用いた電源系競技
CanSat搭載モデルロケット打上
無線通信デモ実験
ウェルカムパーティ(夕食会)
8月31日(土) 午前 アイディアソン
2U-CubeSatモデルの製作
午後 2U-CubeSatモデルを用いた姿勢系・通信系競技
データ解析
ミーティング
9月1日(日) 午前 2U-CubeSat競技の事後プレゼン
表彰式と閉会式

2020年以降、コロナ禍に伴ってオンライン実施となる等、いろいろな実施形態を探っていきました。
2022年度には新居浜高専を会場とし、「KOSEN衛星を作ろう!」というタイトルで、2泊3日の日程で行いました。日程の中では簡易な「段ボール八木アンテナ」を製作し、KOSEN-1からのビーコン電波受信実験を実施したり、将来的な OBC基板を想定したマイコンの学習を行ったり、KOSEN衛星開発に関係の深い内容を中心として実施しました。