卒業研究では電気系、通信系、情報系のいずれかのテーマで1年間をかけてものづくりを行います。 このページで紹介しているのは、その中のほんの一例です。
電気系の研究テーマ
電気自動車
10年前に卒業研究で、ゴルフカートを改造して作った電気自動車です。
大人3人が乗って走ることができます。
ナンバーはないので、各種イベントで子供たちを乗せて走っています。
立体スピーカ
専攻科の特別研究、5年生の卒業研究で製作した実験装置です。コンピュータ制御により、複数の音を様々な方向に放射する、装置と制御方法に関する研究をおこなっています。
音響実験装置
専攻科の特別研究、5年生の卒業研究で製作した実験装置です。空間に発生する音場を、2つのスピーカボックスを用いてコンピュータ制御し、音場の再現、演示をおこないます。
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画像認識システム
コンピュータによる画像認識技術を利用して、カメラで撮影した手形状を調べる研究をしています。この研究成果を利用して、コンピュータとじゃんけんをするシステムを製作しました。
対話型作曲支援システム
5年生の卒業研究で作ったプログラムです。
①作りたい曲のAメロ、Bメロ、サビについての印象語を決めます。
②図のようにそれぞれのパートの楽器を選択します。
③それぞれのパートについて自動的に音楽が作られるので「好き」「普通」「嫌い」の3段階で評価します。
④評価結果を基に「遺伝的アルゴリズム」という手法で、利用者の好みに合った曲を作ってくれます。
ユニークな研究だったので、学会発表しました。
対戦型英単語学習支援システム
5年生の卒業研究で作ったプログラムです。英単語と日本語の正しいペアを選べばポイントを獲得できます。 2人で対戦しながら英単語を覚えられます。提示される英単語は2人のプレーヤーの学習履歴をもとに選ばれます。
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簡易電波暗室
TDKの電波吸収材(60×60cm)を16枚使って作った電波暗室です。 電波吸収特性は、7~10GHzで40dB、10~20GHzで50dBです。 スペクトラムアナライザとの組み合わせで、アンテナの指向性特性の測定が出来ます。
モデルロケット
黒色火薬などを用いたエンジンによって飛翔する、ロケットの模型です。 一般的には、高度数十m~数kmまで上昇し、上空からの画像撮影や通信実験、 衛星機能モデル(CanSat)の打ち上げなどを行います。毎年3月に行われる、 種子島ロケットコンテストにも参加しています。
人工衛星搭載用通信機:
小型人工衛星に搭載可能な、高性能通信機(FM・CW送信機、FM受信機及びコン トローラ)です。 人工衛星の機上で行われる通信を模擬した実験を行うことができます。 (西無線研究所 TXE430MFMCW-301A、RXE430M-301A、SATCOM HVU-301)
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